スマートシステムの価格がどのように決まるかをこのブログで解説します。
Table of Contents
プラン案内
SUMAMOでは5つのプランをご用意しています。(こちらからご覧いただけます)とは言ってもこの5つのうちのどれかしか選べないというわけではなく、あくまでもお客様にスマートビルディングに必要な機能の目安をご説明するガイダンスとしてご提示しています。
プランにより使える機能が増えたり減ったりするので費用も変わります。例としてプランを2つご紹介します。
-
ベーシックプラン
プラン案内には掲載しておりませんが、こちらのプランでは将来スマートビルディングを実装するのに必要な基礎の配線工事を建物の建築時にやっておき、建築後お好みのタイミングでタッチパネルなどのスマートデバイスを少しずつ追加していくというものです。このプランを選ぶと建築時は配線工事と設計図面の作成費用しかかかりませんが、将来スマートデバイスを取り付けるときに別途費用がかかります。
-
ライトプラン
スマートシステムの基本的な機能を建物の一部(1つの部屋や、1フロア分など)でご使用になりたい際に適したプランです。このプランは照明、セキュリティカメラ、人感センサーといったスマートシステムにおける最低限の機能の施工となるため費用を削減できます。
建物タイプ
建物の現状によって使用できるシステムが異なります。新築の物件やリフォーム物件でしたら有線システムを採用するため使用できる機能が無限大になります。何でも出来る分、全てをやるとなると価格が高くなります。
それに反して既存の建物の場合、無線システム(無線周波数)を採用することになります。無線システムは有線システムに比べ機能が制限されます。例えば光熱費をリアルタイムで測定する機能はつけられなくなります。そのため、無線システムでは比較的価格は制限されます。
デバイスの選択
SUMAMOではKNXというオープンプロトコルを使用してスマートビルディングを施工しているため、使用するデバイスは全世界各社の9000以上もの種類の中から選ぶことが可能です。
例えば各部屋のスイッチをいつも使っているパチパチするタイプではなく電気で動くタッチボタンにしたいとか、そのタッチボタンの材質もプラスチック製ではなくガラスや大理石にしたいといったご希望に添うことが可能です。
または建物の各所にタッチボタンをつける上に、全エリアをコントロールできるタッチパネルも必要など、住まわれる方や施設のオーナー様によって様々なご要望があるかと思いますが、これらも価格を決める要素となります。自宅をリモートで制御したいなどの希望も、デバイスを選ぶときに必須の決定要素になります。
また、セキュリティーのために、窓にセンサーをつけたいというご要望を頂く時も、それが1階の窓だけなのか建物の全ての窓に必要なのかによって使用するデバイスと設定時間が変わりますので価格が変わってきます。
価格を決める手順
プランのご選択と好きなデバイスを選んでいただいた後、次のような手順を踏んでやっと価格が出てくることになります。
- 設計図面を拝見する。
- 実現したいスマートシステムについて、更に詳しくお客様のご要望をお伺いする。
- デバイスの予算を決める。
- 第一段階の見積を作成する。
このように、スマートシステムの具体的な価格を割り出すにはいくつかのステップが必要となっています。
最後に
以上のプランや仕組みを見て頂きました通り、スマートシステムは建物の形状に合わせてお客様とご相談を重ねながらカスタマイズして作り上げていくものであるため、価格を一概に決めるのは難しくなっております。
もちろん詳しいご要望のご相談を伴った見積もりの作成は行っておりますので、具体的な価格をご希望の場合はお気軽にご連絡をいただけますと幸いです。